N予備校の”プログラミング入門 Webアプリ”をやってみた
ドワンゴが提供するeラーニングサービス”N予備校”の”プログラミング入門 Webアプリ”という教材が非常に良いという噂だったので修了してみました。
感想
Webアプリケーション開発初学者向けに非常によい教材だと感じました。 特に良いと感じた点は以下の3点です。
- 教材の説明が丁寧
- Webアプリ開発関連のワードも知ることができる
- しっかりとプログラムングができる
教材の説明が丁寧
私も以前初学者向けに記事を書こうとしていたり、実際にQiitaで記事を書いたりしていたのですが、作成しているうちにかなり面倒になってきます。
画像を使用してキャプチャを撮ったり、画像を編集してわかりやすくしたり・・・
結構大変な作業ですが、最初の章などは特に丁寧に画像付きで説明がされていました。
多分、インターン生のような人が作成しているのかもしれませんが、丁寧な教材でした。
ただ、紹介している周囲のサービスは日進月歩ですので、まったく説明画像と異なるUIだったりすることがありました。 Webベースの教材ですので、更新と配布も簡単にでき、良いもんだと思います。
Webアプリ開発関連のワードも知ることができる
Web開発で使用するツールやサービスはかなり幅広いと思います。その中で以下のような幅広い周辺ツール/サービスを紹介しているのはよいことだと思いました。
- Visual Studio Code
- Heroku
- Hubot
- npm
- Express
- GitHub
- CircleCI
- webpack
- Bootstrap
私の浅い経験では、上記のツールは単体で知る機会はありましたが、1つ開発工程(開発チュートリアル)の中で知る機会はあまりありませんでした。 Railsチュートリアルもやりましたが、エディタやWebpackなんかは使っていない記憶です。
提供がドワンゴなので最近流行りのJavaScriptのフレームワーク(Angure, React, Vue)とかもあるのかと思いましたが、そこらへんはありませんでした。
いい意味で幅広いですが、本当に初学者からすると覚えることが多く少し大変かもしれません。
ある程度知識がある人(私)としては類似ツールやサービスを出してくれると嬉しい気もしました。(GitHub-> BitBucket, GitLab)
中途半端に知識だけあるとそれが同じレイヤーのものなのか違うものなのかわからないんですよね。
フロントエンド周りのwebpackとGulpとbrowserifytとか。
しっかりとプログラムングができる
やってみてわかりましたが、かなりコードを書きます。
普段PythonやRubyといったライトな言語しか使用しないせいか、かなりプログラムを書いた気がします。({}とか()とか=>とか;とか...)
あまり目的意識がない方は、写経の様になってしまうかもしれませんが、非常に写しごたえがある内容だと思うので、まずは写経して時間があればもう一周するといった形でもよいと思います。
ほかにも、モジュール分割をしたり、少しだけですがWebフレームワークを使用せずにWebアプリを開発したりする章もあるので、Railsから入った私としてはなるほどと思う部分が多かったです。
異なる言語を使用することに抵抗を感じる人が多いように感じますが、色々なチュートリアルを試すことができるので、Railsしかやっていない人なんかも一度試してみるとよいと思います。
個人的な感覚ですが、やっぱりRailsは開発者が書くコード量は少ないように思いました。
次のステップ
個人的には結構な量だったので、やり切った感はありますが、次何しようというのが正直なところです。
ただ写経をした人は興味があれば理解しながらもう一周しても良いかもしれません。
個人的には、Webアプリ開発の作業手順みたいなものと簡単な課題があると次の開発に繋がるのではないかと思いました。